「映画007/カジノ・ロワイヤル」
面白い!
今年の洋画No1かもしれないとおもうくらい見ごたえがあった。
007といえば僕の世代ではロジャー・ムーアが演じていた印象がつよい。
タキシードがびしっときまるエレガントな007だが
この新作でボンドを演じるダニエル・クレイグもなかなかスーツ姿 タキシード姿が
きまっている。
このシリーズは「007は2度死ぬ」と「ロシアより愛をこめて」の
2作が頂点で 「ムーンレイカー」のように宇宙にいってしまうと
なんだか単なるSFアクション映画の趣になってしまった。
この「カジノロワイヤル」は初代ショーンコネリーが演じていた頃の
いわゆる「スパイミステリー映画」の趣を取り戻している。
いわゆるアクションシーンは文句のつけようのない出来だが
それよりも初期の007で時々描かれた「スパイであることの哀しさ」
決して「普通の生活」を送ることが出来ない哀愁のようなものがこの作品では
久しぶりに顔を出す。これがいい。
「初めて人を殺す」現場にいあわせた仲間の女性(エヴァグリーン)がショックのあまり
シャワールームで服をきたままへたり込んでいる。
それに気づいたボンドが何もいわず自分も服を着たままその隣にそっと座り込む。
言葉はなく シャワーの音だけが響いている。 2人の服はびしょぬれ。
こんなシーンがすごくいい。
男たるもの女性にはこんな風に優しくしたいもんだネ!
世界中でロケした美しいシーンは旅行気分すら感じさせてくれるし
この手の映画特有の「味方だと思っていた奴が実は敵」というというところだけ
見逃さなければストーリーもややこしくない。
いわゆるボンドのロマンスもこの作品では
さいごに「えっ!」と思わせる結末が用意されている。
いいね!今回の007.
関係ないけど劇中の会話
「いい時計ねボンド ロレックス?」
「いや オメガ」
たったこれだけの会話に一体どれだけのお金が動いているのだろう(^^;)


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