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June 28, 2006

「日本代表に足りなかったものは・・・」

フィーゴが怒っていた。
オランダの選手に詰め寄り つかみかからんばかりの勢いで
味方の選手に「汚い」タックルを仕掛けたことに
抗議している。
「ウチの選手になにしやがる!もう一回やってみろ 今度は俺が
貴様の足を削ってやる!無事に国に帰れると思うなよ!」
といったかどうかはわからないが・・・・

1分け1敗と決勝トーナメントに進めなかった日本代表に足りなかったのは
フィーゴのこの姿勢と フィーゴのような真のリーダーであり 「ピッチのボス」なかったか。

決勝トーナメント1回戦 ポルトガル対オランダは荒れた試合になった。
ロシア人の主審が試合をコントロールできず 両チームあわせて
退場者が4人も出てしまうというW杯史上のワースト記録を更新してしまった。
そんな試合のなかでもフィーゴの振る舞いは真のチームリーダーとしての
存在感にあふれていた。

では日本にチームリーダーはいたのか。
味方が汚いタックルで倒された時 真っ先に直接相手に詰め寄るような
選手はいたか。残念ながらひとりもいなかった。
それができるのは中田英しかいない。彼のもつ実績 カリスマ性
なにより選手としての質の高さをかんがえれば チームリーダーは
中田英しかありえないのだ。
なのになぜ 主将宮本が出場停止となったブラジル戦
ゲームキャプテンが中田英ではなかったのか。
ここに今回の日本代表の不幸と限界があった気がしてならない。

前任監督のトルシエの著書の中に
中田英にリーダーを任せようとおもったが見込み違いだった。
との記述がある。
本人にとって「チームに貢献する方法」が「リーダーになる」
ということではなかったということだろう。
それを他の選手も敏感に感じ取っていたに違いない。

思い出すシーンがある。
反日感情が吹き荒れた中国で行われたアジアカップ
日本は優勝したわけだが あの時率先してなりふりかまわず
チームを引っ張り 鼓舞したのはW杯のメンバーにはいれなかった
三浦淳宏らベテラン達だった。

スタジアムで中国サポーターに囲まれ
肩身の狭い思いをしている日本サポーター。
「こんな状況でも必死で応援してくれるサポーターが俺たちにはいる。
彼らが胸をはって日本に帰れるように頑張ろう。」
と選手に呼びかけた三浦淳。
試合に三浦淳は出られなのに・・・・
この話をきいたときなにか 「熱いもの」を感じたのは
僕だけではなかっただろう。

今回の日本代表にはこのときのようななにか「熱いもの」を
最後まで感じさせてくれなかったのが残念だ。

次期の監督が誰になろうとピッチで戦うのは選手だ。
誰が「ボス」になるのか。
代表チームがもう1ステージ上に行くために必要なのは
「ピッチのボス」の登場だろう。


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